パサパサノキミ
「少しずつ、頑張っていこう。」
ふと投げかけられたこんなコトバ。
「ほんとだよね。」って返したけどね。
でも「少しずつ」ってめちゃくちゃ難しい。
一生懸命になりすぎて、必死になりすぎて、
まわりがみえなくなる。
自分がみえなくなる。
迷子になればなるほど
自分が嫌になる。
「ダイジョウブ」って、
そんな自分に声をかけるけど。
何をそんなにガンバッテルノって
なんでそんなにヒッシニナッテルノって
どこかで冷たく嗤う自分がいる。
自分に雲がかかってくのがよくわかる。
カチコチになってくアタマ。
茹ですぎてパサパサになった卵のキミみたい。
うーん、ガンバロウ。